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中華 のんち
茅ヶ崎
アッツアツのトロットロ餡に
器からこぼれるスープ!
満足感が半端ない肉そばとサンマーメン
野菜と肉が「これでもかっ!」とばかりにてんこ盛りされた、アッツアツ、トロットロの肉そば。迫力満点のビジュアルに思わず目を引かれるが、味のインパクトも負けていない。
出汁の風味と塩味がガッツリ効いた餡のスープは、一度食べたらやみつきになりそう。腕を振るうのは茅ヶ崎の人気店・横浜飯店で33年修行を積んだ、店主の小野一彦さん。肉そばとチャーハンは基本的に古巣の味を踏襲しているのだそうだが、受け皿にはスープがこぼれ、〈マシマシ具合〉がハンパない。
「うちではこれが普通。お客さんにたくさん食べてもらいたいと思って」
一方肉そばと並ぶ人気を誇るサンマーメンは、のんちのオリジナルメニュー。味のベースは肉そばと同じだが、たっぷりトッピングされたもやしがみずみずしい食感と風味をプラスしてくれるためか、肉そばより幾分軽めに食べられる印象を受ける。
ちなみに、肉そば、サンマーメン共に目を奪われるのが存在感抜群のキクラゲ。こんなに大量、肉厚のキクラゲを使った麺はそうそうお目にかかれない。一時は仕入れが危ぶまれたこともあったそうだが、これでなきゃというお客さんのアツい要望に応え、質・量ともにキープをしているのだそう。
うまさの秘密は細かく刻んだメンマ。
冷めてもおいしい絶品チャーハン
語る言葉からあふれる古巣へのリスペクト。
これがのんちの「隠し味」なのかも
小野さんは茅ヶ崎で生まれ育った生粋の茅ヶ崎っ子。店名の「のんち」は、「小野(お、の)ん家(ち)」から来ていて、旧友は今も店にやってくる。
高校1年の時に横浜飯店でバイトを始め、当時の店主に誘われてそのまま就職。以来ここで中華鍋を振り続け、横浜飯店の人気を支えてきた。
6年前に独立したが、自分を育ててくれた古巣へのリスペクトは忘れない。小野さんが語る言葉の端々からは、半生を捧げた店への愛が伝わってくる。
「だって、33年働かせてもらったんだよ〜。飯店には本当に世話になったからね」
INFORMATION
中華 のんち
住所 | 神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎844 |
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駐車場 | P4台〈朗報:増えました!〉 |
TEL | 0467-50-3199 |
営業時間 | ランチ:11:00~15:00 (L.O.14:50) ディナー:17:00~21:00 (L.O.20:50) |
定休日 | 不定休 |