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チガサキゴトよ、チーガ

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チガサキゴトよ、チーガ

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Wine&Bar Kaplja

スパイス香るカレーとナチュラルワインであなたを刺激と発見に誘います

カレーは常に2種類。撮影時は、台湾的ルーローカレーと、ココナッツハラペーニョ鶏キーマの2種盛りカレー 1,870円、トッピングの半熟卵のアチャール220円。日曜日はランチでも食すことができる。

  辻堂にほど近いJRの線路沿いにある「カプリャ」。一歩店内に入るとウッディで山小屋のような落ち着いた雰囲気が漂っています。ここカプリャはあくまでもBARなのですが名物はなんと本格的なスパイスカレー。

 「スパイスとワインって合うんですよ。スパイスからカレーを発想することもあれば、今回のように台湾土産の調味料とスパイスを合わせてみたりと自由にやっています」

 と店主の小林知弘さん。カレーは入れ替えながら常に2種類。一見ボリュームがあるように見えますが、サラサラとしたインドの米は軽く、飲むように食べ終えることができます。

 今回トッピングした、黄身の半熟具合がパーフェクトな「半熟卵のアチャール」は単品でもオーダーできるカプリャの人気メニュー。ポテトサラダに添えてソースのように卵を崩しながら食べるのもオススメなのだそう。

外がわがカリッとしていて中がほろり。シチリア料理のひよこ豆のフリット 650円

 ひよこ豆のペーストをフリットしたシチリアの郷土料理「パネッレ」は、カスリメティの香りが食欲をそそる。揚げたては外側がサクサク、中がほろりとしていてバランスのよい塩味がドリンクとの無限ループになって食べはじめたら止まりません。 

夏野菜のトマト煮、ペコリーノチーズブルスケッタ660円。皿は以前在籍していたパリエッタの石井さんから譲り受けたもの

 チーズがふんだんにかけられた「野菜のトマト煮 ペコリーノチーズ ブルスケッタ」は、野菜の下にハード系の大麦パンが隠れていて、ナイフでカットしながら酸味のある夏野菜といっしょにいただく、今だけの一品です。

地域にワインをもっと普及させたい。開栓しているナチュラルワインは常に10種類ほど

店主がチョイスした2本。ワインに興味を持つきっかけになった一本と、店名の由来になった「Damijan」の「KAPLJA」。ダミアンとの会話の中で、彼のワイン作りへの情熱や哲学に感銘を受けた。Kapljaとは、スロベニア語で「一滴」、「ひとしずく」。

 カプリャのワインについてのこだわりを聞いてみました。

 「ウチでは自然の力にこだわり、なるべく薬剤を使わず、造り手の意思が反映されたワインをグラスで楽しむことができます。一杯目のワインを飲んで、次にまた気に入ってもらえるものをお出しできるように、常に10種ほど開栓しています。その時に開いてなかったら開けちゃう(笑)。でもそれが楽しいんです。地域の人にワインをもっと普及させたい、ワインを飲んでもらいたいなぁと思っています」

 ソムリエの資格を持つ小林さんだが意外なことに最初はワインがそんなに得意ではなかったのだそう。苦手を克服するために勉強しているうちにワインの奥深さに取り憑かれました。

 ワインを勉強するなら東京という先輩の教えに従い、都内のイタリアンに2年半、その後茅ヶ崎の名店パリエッタに5年在籍しました。カプリャをはじめて2年、小林さんは今とっても楽しいのだそうです。

BARなので……。シングルモルトウイスキー、クラフトジン、クラフトビール、カクテル、何でもどうぞ

「ナチュラルワインの話が多めでしたが、BARなのでいろんなお酒を置いています。シングルモルトウイスキー、クラフトジン、クラフトビール、カクテルなども揃っていますのでお一人様でも気軽にいらしてくださいね」

店主の小林知弘さん

カメラ:奥田正治 / ライター:小嶋あずさ

INFORMATION

Wine&Bar Kaplja(カプリャ)

住所 茅ヶ崎市浜竹2-2-51
駐車場 Pなし
TEL 0467-57-0019
営業時間 〈月・火・水・土 〉17:00〜24:00 〈 金 〉17:00〜26:00  〈 日 〉11:30〜15:00  ★3名さま以上は予約がお勧め
定休日 木休
URL instagram

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