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チガサキゴトよ、チーガ

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スパイスカレー oji

カレー愛が過ぎる! インドのホームステイも経験したオジさんのスパイスカレー

バルサミコ酢のオリジナル調味料の味変も楽しい。チキンカレー&マトンキーマカレー(小鉢付き)1,500円、追加でトッピングの焼き野菜 300円、生卵100円

 「スパイスカレー オジ」 の看板メニューのひとつ「マトンキーマカレー」をつくるところを見せてもらいました。

 まず油にホールスパイスを入れて炒め、香りを出します(テンパリング)。ホールは取り除かず、粗挽きの豚肉を投入。豚肉に火をいれたら、あらかじめミックスしておいたオリジナルのガラムマサラ(18種のホールスパイスをオジさんオリジナルで調合し自らパウダー状にしたもの)を加えます。骨付きのマトンは、あらかじめ圧力鍋に骨と肉が取れるくらいまで煮て一口大にカットしたものをコラーゲンたっぷりのスープごと先ほどの鍋に豪快に移して煮込みます。

「マトンの香りを抑えて旨みを最大限に引き出すために豚肉を加え、味をまとめ、食べやすくしています。添えてあるバルサミコソースはオリジナルで作った調味料です。味変するのに使ってみてください」

 オジさんのカレーはとにかくスパイスがワイルドにガツンとくるのが特徴。そして特に大事にしているのが「香り」。インドのホームステイ先では、石でスパイスをすり潰していて、そのフレッシュな香りが忘れられないのだと言います。オジさんはその香りを再現すべくカレーを作っているのだそう。

飴色になるまで炒めた玉ねぎにトマトをたっぷり入れて。辛さはかなり控えめなので子どももOK。 チキンバターカレー  (小鉢付き)1,200円

家族が育てたお米で炊く「クミンライス」

 オジさんがカレーにあわせるのは「クミンライス」。クミンと一緒に炊かれたごはんは真っ白ではなく、ほんのりクミン色。クミンの香りがふわっと香って食欲が増進にもなります。

 カレーのトッピングのメニューには、焼き野菜や揚げもの、生卵や目玉焼きなどと並んで「梅干し」があります。

「私たち夫婦の実家が両方とも農家なんです。岩手と栃木のお米を白米にしてクミンライスにしています。梅干しも合うのでぜひ試してみてください」

夕方は5時からオープンおつまみメニューには、ミニカレーをどうぞ♡

 17時からのディナータイムには、お酒を飲みながらつまめる単品メニューも加わります。タンドリーチキン、シーフードのマスタードココナツ煮などなど。もりもりパクチーのサラダのパクチーは、柳島のひらまき農園さんのもの♡お酒を飲んだあとに嬉しい小ぶりのカレーもあります。

ひらまき農園さんのパクチー♡ もりもりパクチーのサラダ  650円
魚介がたっぷり! シーフードのマスタードココナツ煮 780円/ コロナビール 750円
お酒が飲みたくなるスパイシーさ。 タンドリーチキン780円

調理師学校初! インドカレー店への就職。間借りからの新たな出発と、茅ヶ崎までの道のり

 日本料理、フランス料理、イタリア料理……。調理師学校を卒業する段階でどれもピンと来なかったオジさんは、その頃衝撃を受けた「インドカレー」の店に就職します。これは学校で初めての出来事だったそう。

 その後さまざまな飲食関係に携わってきたオジさん。料理を離れた時期もありますが、大好きなカレーをディープに食べ歩く趣味は続けていました。それが高じて一人、インドで3ヶ月間旅したことも。

 そしてカレーの店をやりたい! と強く思って始めたのが小田急相模原付近での間借り。コロナの影響もあって閉店を余儀なくされ、一念発起で昨年桜道に念願の店を構えました。

「今は週3日ですが、週を通して営業できるよう精進します。スパイスたっぷりのカレー、食べにきてくださいね」

オジさんこと店主の直美さん(右)と夫の啓太さん

カメラ:位田明生 / ライター:小嶋あずさ

INFORMATION

スパイスカレー oji (オジ)

住所 茅ヶ崎市美住町5-9
駐車場 Pなし 
TEL 080-7352-4567
営業時間 金・土・日 にオープン 〈ランチ〉11:30~14:00 〈ディナー〉17:00~21:00 ★辛さの調節できます ★テイクアウトあり ★お子様向けカレーあり
定休日 月〜木は店休
URL instagram

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