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姉妹table
姉妹の家に遊びに来たよう。ジブリの曲が流れる癒しの空間へようこそ
9月1日にオープンしたばかりの「姉妹テーブル」は桜道沿いにある一軒家の1階にあります(2階には新しく美容院「トッテ..」さんが入りました)。
店内は、レトロ調で落ち着いた空間。BGMは姉妹の大好きなジブリの曲がかかってて、まるでトトロのサツキとメイの家に遊びに来たよう。
「来てくれた人がホッとするような場所にしたいと思っています。忙しい毎日の中でちょっと元気が出たり、ちょっと疲れがとれたり、ちょっとハッピーになったりしてくれたら嬉しいです」
ランチは日替わりの2種類からチョイス本格的なカフェごはん「あいがけスパイスカレー」
ランチは2種類から選べます。この日の「あいがけスパイスカレー」は、玄米ご飯に2種のカレーがかかった贅沢なメニュー。バターチキンは鶏肉をマリネ液に一晩浸してオーブンで焼き、タンドリーチキンにしてから煮込む本格派。
ナッツベリーキーマは、カシューナッツとレーズン、クランベリーが入ったキーマカレー。カシューナッツは、歯ざわりの柔らかさと、主張しすぎない味がカレーに合い。ドライフルーツの自然な甘みを、クリーミーな生クリームが引き立てています。このユニークな組み合わせはどのように生まれたのでしょうか。考案した祥子さんに尋ねてみました。
「レーズン入りのカレーを作ろうと思った時に、挽肉の食感と合うからキーマカレーにしよう。レーズンだけじゃ寂しいから、私の好きなクランベリーも入れよう。ナッツも入れたらおいしいかな、みたいな感じで組み立てました。今では影の人気メニューになっています(笑)」
母の味をレシピで再現「お稲荷さん定食」
「基本的に和食のメニューは、私たちの母の味をベースに再現することが多いと思います」
と妹の真梨子さん。枝豆の緑とたまごの黄色、紅生姜の赤のいろどりがきれいなお稲荷さんは、祥子さんが大好きなお母様の味。店のメニューに加えたい!ということで、真梨子さんがお母様と実際に作りながらレシピを開発しました。お揚げさんは甘ぎないお出汁を含ませて。水分を絞りすぎないようにして、酢飯にしたご飯を包みます。
飲食店を営む両親を見て育った姉妹が間借りを経て念願の実店舗をオープンしました
「生きているうちにやっておきたいと思った仕事はやっぱり飲食店でした、小さい頃から料理店を営む両親を見て育ったので、私も店を持ってみたいと思ったんです」
祥子さんは30歳を機に一大決心をしました。前職をすっぱりと辞め、大好きな辻堂のベーカリーカフェ「チガヤ」で働き始めます。実は真梨子さんもその頃に仕事を辞めることになり、これまで様々な飲食店で経験したことを活かして祥子さんと共にやってみたいと決心、一緒に月に1日レンタルスペースフジナミでの間借りで姉妹テーブルをはじめます。1年ほど続けた頃、チガヤの定休日の間借りも実現しました。2カ所を並行するうちにお客さんがついてくれるようになってきたのだそう。
間借りから実店舗へ。茅ヶ崎に新しく、素敵な姉妹の店のオープンです。
カメラ:位田明生 / ライター:小嶋あずさ
INFORMATION
姉妹table
住所 | 茅ヶ崎市松浪1-8-14 |
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駐車場 | Pなし |
営業時間 | 11:00~17:00 / 〈 不定期で金曜日夜営業 〉 17:00~22:00 |
定休日 | 店休は木曜と他に週1日 |
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