NEW
SEEKER
マニアックな雑居ビルの外階段をあがって

店のコンセプトは「オーストラリア」。茅ヶ崎駅にすごく近いけれど、知らないとたどり着けない店「シーカー」は、茅ヶ崎駅南口から美術館の方向に3分ほど歩いたマニアックな雑居ビルの2階にあります。
「昼はカフェ」、「夜は自然派ワイン」でオーストラリアの食文化を伝えたい


老舗ロースタリー・カフェ「メッカ」など、現地で3年半料理人として勤めていたオーナー店主の後藤卓さん。
オーストラリアの食文化を楽しんでもらいたいと、ちょうど1年前にシーカーをオープンしました。シーカーとはどんなお店なのでしょう。後藤さんに尋ねてみました。
「昼はカフェでわいわいと食事とコーヒーを楽しむ。夜はちょっとおしゃれしてゆっくりとワインを飲みながらおいしものを食べて時間をすごす。シーカーでは、そんなオーストラリアの食文化を広めたいと思っています」
ランチはすべて「シングル オー」のコーヒー付き。別腹でティラミスまでいっちゃう?

「アボカドをパンと食べるとすると、あちらではペーストが必須。今回のプレートに添えたペーストは、パクチーをベースにルッコラとひまわりの種です」
と後藤さん。鮮やかなグリーンのペーストを塗りフェタチーズとともにアボカドをのせて食べると、香草の香りとともに濃厚なうまみと塩味がアボカドそのもののおいしさを際立たせています。ペーストはたっぷりと量があるのでサラダやフライドチキンと合わせてもグッド。ちなみにスパイスを駆使したフライドチキンのパウダーも自家製なのだとか。
ランチは全てコーヒー付き。コーヒーはシドニー発のロースター「シングル オー」の豆を使用しています。
「デザートは追加ですが、生地に『シングル オー』のエスプレッソを染み込またスペシャルなティラミスがあります」
夜は「オーストラリアの自然派ワイン」がおいしく飲めるメニューが大充実

夜は、オーストラリアの自然派ワインと料理が楽しめるお店に。黒板には、どれもワインが進みそうなメニューがたくさん並んでいます。後藤さんはワインとの相性を考えながら料理を決めているのだそう。
「重ための赤ワインと合わせるなら、ガーリックとクミンでマリネにした『ラム肉のクミン焼き』。さっぱりとした白ワインなら『季節野菜と胡桃の自家製ハムのサラダ』なんかがオススメです」
サラダにのったハムは手づくり。化学調味料は使わず、ソースやドレッシングも手づくりを徹底しているのだそう。
シドニーで働いていた店の人気メニュー「アボカドとトマトのストラッチャテラ」は、トマトの部分がフルーツになったりと日によって変わります。こちらはふくよかなオレンジワインがおすすめなのだとか。ワインの他にもクラフトビールやジンなど、オーストラリアのものだけを揃えています。
後藤さんは1歳から茅ヶ崎の人。目標を聞くと素敵な答えが返ってきました。「地域の繋がりの中の一員になること!」

カメラ:位田明生 / ライター::小嶋あずさ
INFORMATION
SEEKER(シーカー)
住所 | 茅ヶ崎市幸町23-16 サザンコート7 2階 10号室 |
---|---|
営業時間 | 〈ランチ〉木〜日11:30~15:00 〈ディナー〉水〜日17:00~23:00 ★テイクアウトは コーヒーはOK。 料理は調整中 |
定休日 | 月・火休(祝日を除く) |
URL |