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チガサキゴトよ、チーガ

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OLIVE’S

サザン通りの路地に、日仏夫妻の古民家カフェ

 サザン通りの路地を入った、茅ヶ崎小学校の裏手にあたる場所に、一軒家の古民家を生かしたカフェ「オリーブズ」がオープンしました。

 店を営むのは、日本人の成美さんとフランス人のディランさんの日仏夫妻。

 ディランさんは、平塚の老舗ベーカリー「レピドー」で培った経験を生かし、お菓子やキッシュなどを手がけています。

 店舗は一階にあり、二階には部屋型のサロン。建物全体には穏やかな空気が流れています。

ナントの郷土菓子「ガトーナンテ」の本場の味を知ってもらいたい

ガトーナンテ カット600円 ※ 事前の連絡でホールの注文も可能
ある日のショーケース。左上から時計回りに、ガトーナンテ カット600円、ガトーナンテ400円、ガトーシトロン420円、チョコチップスコーン280円、シナモンロール390円、本日のプティパン420円(クロックムッシュは天然酵母を使用した自家製パンに変更)

 にぎやかなショーケースの中央に並ぶのは、ディランさんの生まれ育ったナントの郷土菓子「ガトーナンテ」。アーモンドパウダーとバターをたっぷり使い、ラム酒を効かせたしっとりとしたケーキで、表面にはさらにラム酒入りのグラサージュをほどこした、素朴ながらも奥行きのある味わいが魅力。

 「日本ではあまり知られていませんが、ナントでは昔から親しまれている庶民的なお菓子です。本場の味を、たくさんの人に知ってもらいたい」

 と話すディランさん。

 ガトーナンテは、ホールをカットした大きめの定番サイズと、丸い型で焼いたものと2サイズあります。また、生のレモンをふんだんに使用した「ガトーシトロン」も人気です。

 もう一つの人気メニューは「フラン」。タルト生地にバニラビーンズを贅沢に使ったカスタードを流し込み、じっくりと焼き上げたフランスの伝統菓子です。

パンやキッシュは、飾らないおいしさで

右からからオリーブ家の定番ベーコンとたまねぎたっぷり「キッシュロレーヌ」580円、「サーモンとほうれん草キッシュ」620円。Yggdrasil Brewing のシードル 1,1,00円

 「フランスで食べていたような歯ごたえのあるパンをー」とディランさん。焼ける数が限られるハードパンは、自家製の天然酵母ルヴァンを使っています。

 キッシュはフランスでは日常の食事。ベーコン玉ねぎやサーモンなど家庭的な味を中心に、普段の暮らしに寄り添うおいしさを大切にしています。

コロナ禍をきっかけに生まれた、カフェという選択

カカオが香る「カプチーノ」550円、フランスの伝統菓子、マダガスカル産バニラビーンズを使った「フラン」560円。

 もともとフランスで暮らす予定だった二人は、コロナ禍によって人生の計画を大きく見直すことになります。 先の見えない時間の中で芽生えたのが、「カフェを通して人と人がゆるやかにつながる場所をつくりたい」という思いでした。旅が好きでホステル勤務の経験もある成美さんは、人の話を聞くことが好き。行き先や出身地、そこでの暮らし——自分の知らない世界の話に触れることが、いつも刺激になってきました。「それなら、カフェでも同じことができると思ったんです」。

 そしてこの場所に出会った瞬間、「今やらなければ、きっと後悔する」と思ったのだそう。その直感を信じ、偶然と決断が重なり合って「オリーブズ」が生まれました。

理想は〈ちょっと寄れる知り合いの家〉

「近所にある〈ちょっと寄れる知り合いの家〉のような存在でありたい」。そんな思いを胸にオープンした「オリーブズ」。兄妹の保護猫と暮らす夫妻は、店内にネコの小物をさりげなく並べています。気取らず、無理をせず、人と人が自然につながる場所。

 「ディランも話好きなので、ぜひ話しかけてくださいね」。フランス語でも、日本語でも——言葉の先にある人とのつながりを楽しみに、今日もオリーブズは扉を開けています。

INFORMATION

OLIVE'S(オリーブズ)

住所 茅ヶ崎市共恵1-11-38 1階
駐車場 ■ 茅ケ崎駅南口からサザン通りを南へ、「長谷川書店 本店」を右に曲がり30M先の路地を右手に入った2軒目
営業時間 10:00〜17:00. ★テイクアウトOK
定休日 火水休  Pなし  
URL instagram

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