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茅ヶ崎の北部丘陵里山環境に住むマニアックないきもの図鑑 file.34

ガビチョウ
DATA : 日本全国に分布するスズメ目に属する小型の留鳥。体長20cm前後。茅ヶ崎市では北部丘陵地の耕作地を中心に河川敷などにも見られる。
⌘ 里山の小さなハンター
モズは小さな鳥ですが肉食性が強く、生きた生物を狩る性質からワシやタカなどの猛禽類にも似た、鋭く曲がったクチバシを備えています。そのクチバシでバッタなど昆虫をはじめ、カエル、トカゲ、小鳥やネズミなどを捕らえてエサにします。
⌘ 「モズのはやにえ」
モズ独特の習性に「はやにえ」があります。木の枝や有刺鉄線に昆虫やカエルなどを突き刺す行動です。生きたまま枝に刺された「はやにえ」は時間の経過でカリカリの干物みたいになり、エサの少ない冬時期の保存食になります。
⌘ 「百舌鳥(モズ)」の由来とは舌
漢字で書くと舌が100枚ある鳥「百舌鳥」と書くモズ。他の鳥の鳴き真似が得意なので、このような名前になったのだそう。2月は繁殖の時期になるので、鳴き真似も混ぜながら、か細い小さな声で複雑に鳴くのを聞くことができます。
⌘ クルクル回る長い尾、鋭く曲がるクチバシ
モズはスズメっぽい丸っこい姿ですが「フレキシブルに動く長い尾」を持つのが特徴。慣れてくるとシルエットでもモズだと判別出来るようになります。
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⌘ モズを見つけるには
エサを発見・捕獲しやすい「狩猟場(ハンティングポイント)」は、陽当たりの良い平坦な農耕地や雑木林に隣接した広く丈の低い草原。そういった場所を見渡せる電線などにモズが止まっている姿を見ることができます。

小山茂樹 koyama shigeki
1972年生まれ、茅ヶ崎市勤務。県内絶滅種のヤマトオサムシダマシを2009年に茅ヶ崎市内にて再発見し、累代飼育方法を確立した。『月刊むし』『昆虫フィールド』など専門誌に不定期に執筆。

水彩画 / 河野祐子 kono yuko instagram@yukochigasaki





