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チガサキゴトよ、チーガ

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チガサキゴトよ、チーガ

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茅ヶ崎の北部丘陵 里山環境に住むマニアックないきもの図鑑 file.35

DATA :本州東部〜北海道に分布。西日本に分布するニホントカゲと同種とされていたが2012年に新種「ヒガシニホントカゲ」として区分された。遺伝子型に違いがあるとされ、外見は西日本のニホントカゲと区別はつかない。体長20〜25cm。成体の体色は茶褐色のシックな色合いだが幼体は黒っぽい体色に5本の縦縞が入る。また、幼体の尻尾はメタリックブルーで一際美しい。

⌘ 茅ヶ崎市に生息するトカゲは2種類

 地域に生息するトカゲは2種類。1番良く見られるのは「カナヘビ」で全身茶褐色で光沢が無いのが特徴、「ヒガシニホントカゲ」もまた茶褐色ですが光沢があります。

⌘ ヒガシニホントカゲの特別な体色

 ヒガシニホントカゲは成体と幼体では体色が全く違います。幼体は黒っぽい体色に5本の縦縞が入り、尻尾はメタリックブルーの金属光沢があります。縞と尻尾のブルーは成長と共に薄くなり、成体になると全身光沢のある茶褐色に変化します。

⌘ ヒガシニホントカゲを探そう

 幼体の尻尾は一見の価値あり!とにかく美しいので是非みなさんに実際に観察してもらいたいです。

 ヒガシニホントカゲを観察するにはちょっとしたコツがあります。そのコツとは「石垣や岩などを積み上げてある陽当たりの良い場所」を探すこと。警戒心が強いので、危険を察知すると石の隙間に一瞬で逃げ込まれてしまいますが、天気の良い日には岩の上で日向ぼっこをしていますよ。

⌘トカゲの尻尾切り

 ヒガシニホントカゲ・カナヘビともに、天敵に襲われると尻尾を自ら切り落として逃走します。これは「自切(じせつ)」と呼ばれ、尻尾はしばらくの間、クネクネと激しく動き続けるので天敵の目を釘付けにし、その隙に逃げおおせるということ。

 あくまで推測ですが、ヒガシニホントカゲ幼体の自切は派手なブルーメタリックがアピール力を増しているのではないかと思います。成長と共に尻尾はまた生えてきますのでご安心を。

小山茂樹 koyama shigeki

1972年生まれ、茅ヶ崎市勤務。県内絶滅種のヤマトオサムシダマシを2009年に茅ヶ崎市内にて再発見し、累代飼育方法を確立した。『月刊むし』『昆虫フィールド』など専門誌に不定期に執筆。

水彩画   /  河野祐子  kono yuko   instagram@yukochigasaki

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