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モンベランジュ
斎藤ファミリーの
阿吽の呼吸
クリームパン130円
メロンパン130円
クリームパンをスクレッパー(ヘラ)に乗せ、ひとつづつ奥から丁寧に並べていく斎藤湧也さん。ショーケースに収まったパンたちは、羽が生えたように売れていきます。
「モンベランジュ」を経営する斎藤夫妻は、それぞれの学校で勉強をしたのち、最初の就職先である軽井沢のパン屋で出会って結婚。湧也さんが1歳になった2005年に現在の地、浜之郷にお店を開きました。
妻の奈津子さんは生まれも育ちも茅ヶ崎、萩園。実家に近いこの場所で子育てをしながら店を守り、「モンベランジュ」は今年の1月で16年目を迎えました。今では湧也さんも店の手伝いをしてくれます。
主にパン製造を担当するのは夫の真司さん。店頭での販売や、店頭注文のサンドイッチをつくるのは妻の奈津子さん。少し手が空くと、すっとパン作りの手伝いが始まります。家族3人の阿吽の呼吸とともに「モンベランジュ」のパンは生み出されていきます。
モンベランジュのパン
がきれいな理由
ブリオッシュクーロンヌ130円
「モンベランジュ」のパンは、どれもひとつひとつの造形がきれいで、丁寧に作られているのが分かります。
「デニッシュにかける砂糖(アイシング)は、透き通った半透明のベストな状態で、多すぎず少なすぎず必要な量だけをかけることに集中します」
製菓学校では、パンよりもお菓子の授業が多かったそう。見た目も重視されるお菓子の勉強をしたからこその、こだわりが感じられる部分です。
また、フランスパンについては、
「クープ(切れ込み)は正確に入れ込まないといけない、深くても浅くてもいけないんです。深くすると広がって硬くなるところがでちゃう」
間隔のそろったクープに大納得です。
季節をだいじに
注文してから作る サーモンサンド378円
夏に小西農園さんの摘果ぶどうで、グラニテやタルトを担当していた奈津子さんにこの時期ならではの話を聞いてみたところ、こんな返事が。
「チョコレートと、2月には文旦がでますよ。文旦は毎年やっていて、タルトなんかにしています」
すべての工程を良い状態で
「モンベランジュ」では、パンの種類と焼き上がりの時間が決まっています。曜日によっても種類が変わるので、まずは覗きに行ってみてくださいね。
真司さんは北海道出身とのこと。茅ヶ崎について一言伺ったところ、
「パンのことしかやっていなくて正直わからないんです……」
職人さんらしいの、いただきました。
モンベランジュのChocolate!
デニッシュ・ショコラ 270円
チョコレートとアーモンドクリームという
最強の組み合わせ。
センターに配されたクルミが香ばしくて悶絶必至です。
INFORMATION
モンベランジュ
住所 | 浜之郷435-1 |
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駐車場 | P4台 |
TEL | 0467-88-0627 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 日・祝、第2月曜 休 |