知らなかった茅ヶ崎をもっと知り、もっと好きになり、
もっと楽しめる!茅ヶ崎を知り尽くす情報サイト

チガサキゴトよ、チーガ

  • facebook
  • instagram
  • twitter

チガサキゴトよ、チーガ

OUTDOOR

NEW

波間からの目線

VOL.18
風の影響を受けやすいSUP。帰還不能のこわさ

※写真はイメージです(漂流者ではありません)

 

 

茅ヶ崎の海でSUP(サップ)、SUPやカヤックで釣りを楽しまれている方は 国内最多では?と思うほど海は賑わっていますが、海上保安庁の集計によるとSUPの事故は国内ワーストです。

 経験年数3年未満、風速5m/s以上、波高0.5m以上で遭難に至る可能性が高くなっています。事故を起こす大多数が3年未満のビギナーで知識(天候、海況)不足、技術(SUPのスキル)不足によるものです。

 その中でもダントツに多いのが「帰還不能」です。 SUPは風の影響を受けやすい乗り物です。茅ヶ崎ではオフショア(北風が吹き、時間が経つにつれて強くなる)の日に沖に向かって漕ぎ出すと、気持ちよくスイスイと進んで行くのですが、岸に向かうときは向かい風ですので、漕いでも漕いでも前に進まず、体力もなくなり自力では岸に戻ってこれなくなり、救助が必要になってしまいます。救助されたら良いのですが、発見されないとどこまでも漂流を続けてしまいますので最悪の場合は・・・

 これからの季節はオフショアが吹く日も増えてきますので特に注意が必要です。SUPを始める際は最寄りのショップでスクールを受講し、海の知識とSUPの技術を身につけてから海に出るように心がけましょう。

 

SUP体験会で海上保隊員が注意喚起する様子

吉田太 Yoshida Futoshi
日々インストラクターとして海遊びを安全に楽しく体験してもらうことをモットーに活動しています。SUPU理事、SUPフィッシング委員長、SIJ(日本SUP指導者協会)理事、上級指導員 ☎090-7359-2855 futoshi@supu.co.jp

【Hosoii Surf&Sports】
茅ヶ崎市東海岸南1-10-3 

RELATED ARTICLES関連記事