その5

大人の避難訓練

　先日、「私の用意している防災セットは本当に使えるのか？」を検証するために防災バックだけで2泊3日過ごしてみました！

　津波で自宅が住めない状態、かつ街のインフラも全て止まっているという想定で、陸前高田のお寺の1部屋をお借りして防災仲間の女子2人での実験です。感想は、控えめに言ってやってみて本当に良かった！

　まず痛感したことは、寒さがどれだけ辛いことか。本格的な冬に入る前ではあったとはいえ岩手県。朝晩はめっちゃ寒くて、防寒グッズを持っていて本当に良かったと思いました。あと、防災グッズの定番アルミシートは、すごく保温性が高いことに感動した一方で、物凄くうるさくて、自分の寝返りで自分で起きちゃうくらい。100均でも売っているけど、ちょっと高くても静音タイプを買おうと誓いました。

　ご飯はアルファ化米だと貴重なお水を使っちゃうのでそのまま食べれるタイプが良いよねとか、夜トイレに行く時のライトは、ヘッドライトのような手が空けられるタイプじゃないと不便とか、たくさんの学びがありました。

　個人的に衝撃だったのは、防災リュックにエアマットを入れていなかったのですが、畳の床に直だと背中が激痛で寝れなかったこと。自分どこでも寝れるタイプだと思ってた…。　頭で色々想定して準備することが多い防災ですが、やっぱり実際にやってみる・道具も使ってみるに勝ることはない！この話を周りにすると凄く興味を持ってくれて、自宅でインフラ全部止めてやってみる！と「大人の避難訓練」がにわかに茅ヶ崎で流行ってきています（笑）

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