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チガサキゴトよ、チーガ

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楽園

浜見平

発酵米麹に、地元食材を使った〈発幸(はっこう)ラクサ〉が大人気の「いただきます食堂」が2号店をオープン!

ラクサ 1,210円。お茶(ベトナムのハス茶)、ご飯、アイスが付いたラクサセットは1,540円。麺だけでなく春雨、もやしもたっぷりなので、ハンパない食べ応えが楽しめる。麺は小麦粉を使った玉子麺の細麺、全粒粉麺のちぢれ麺、小麦麺の太麺、米粉を使ったフォーの平打ち麺、ブンの極細麺の5種類から選ぶ。真ん中にトッピングされた赤いエビのペーストは「混ぜれば混ぜるほど美味しくなります(中田さん)」とのこと。よーくかき混ぜていただこう。

 エスニックヌードル「ラクサ」で人気を博した「いただきます食堂」の2号店が、浜見平の『ブランチ茅ヶ崎2』にオープンしました。その名も「楽園」。

 腕を振るう店長の中田さんは、なんと週5で食すほどのラクサ好き。いくら食べても飽きが来ない理由の一つは、その材料や作り方にあるのだとか。

「ラクサのスープはココナツとエビがベースですが、日本人の口に合うよう、出汁に昆布やしいたけを使っています。それと、うちの『発幸ラクサ』はの米糀を加えた発酵ラクサ。通常のラクサに比べてまろやかな味に仕上がっています。最後にスープに〈追い飯〉をして、おじやにして食べるのも、現地にはない楽しみ方ですね」

 確かにこのラクサ、スパイシーさの中に上品な深みが感じられます。麺、春雨、たっぷりのもやしとボリューミーながら、ヘルシーでさっぱりといただけます。トッピングされたパクチーが効いて一見ガッツリ「アジアン」ながら、実は「エスニック」と「和」のいいとこどりなのです。

「できるだけ地元の食材を使いたいと思っていて、パクチーは藤沢の農家さんから、具材の厚揚げや豆腐は市内で古くからあるお豆腐屋さん『米山豆腐』から仕入れています」。

単なる2番目の店ではなく新たなオリジナルメニューや雑貨の販売などにもチャレンジ

ココナツとエビ、野菜のお出汁がきいたスパイシーなスープ。濃厚ながらしつこくなく、最後までサラリと飲めてしまう。

 2号店と言っても、楽園は単なる2番目の店ではありません。いただきます食堂とはまた違う、ここならではのメニューや、新たな試みにもチャレンジしていく予定だと言います。

「発酵したエビを使うカオクルックカピというタイの混ぜご飯や、タイ料理の鶏挽のサラダ、ラープガイをご飯にのせたオリジナルのラープ丼など、様々なメニューを考案中です」

 実は中田さんは、もともとはいただきます食堂の常連さんで、ラクサの大ファン。味だけでなく、お店そのものに幸せにしてもらったと感じていたのだそう。ラクサへの恩返しとして、今度は自分が人を幸せにする店を作りたい。楽園にはそんな中田さんの思いが込められているのです。

 ちなみに、楽園ではいただきます食堂名物の豆乳のアイスをはじめ、食材や雑貨を扱う〈OYOYO商店〉も計画中とのこと。どんなお店になるか、今から期待が膨らむばかりです。

ファミリーの多いこの地域で場づくりを。地元の人たちと共に子供の成長を見守りたい

ラクサと出会うまでは「実はエスニック料理が苦手でした(笑)」という店長の中田さん。飾らないフレンドリーな笑顔もお店の魅力の一つ。

 ディープでマニア向けな雰囲気のいただきます食堂と、複合施設のブランチ。一見ミスマッチに思えますが……。「物件を見た翌日、ここでやろう!と即決しました」とオーナーの梶原さん。 ファミリー層が多いこの地域で、地元の人たちと共に子供の成長を見守りたいと強く感じたと言います。

「今、毎日のご飯が食べられない子も少なくないですよね。楽園がそんな子どもたちのための円食堂になれたらと。子どもたちのために、食材を提供する人、作る人たちが手を取り合う。そんな場づくりもしていきたいと思っています」

カラフルな内装はまさに楽園!ペンキを塗ったりタイルを貼ったり、内装はスタッフや友人と力を合わせて作ったのだそう。 現在は楽園らしいテイストがさらに進化している。


INFORMATION

楽園(らくえん)

住所 茅ヶ崎市浜見平3-1 ブランチ茅ヶ崎2 1F
駐車場 P:ブランチ茅ヶ崎の駐車場利用可
TEL 0467-84-9990
営業時間 ランチ:11:00~15:00 (L.O.) ※準備が整い次第ディナータイムも!
定休日 水休
URL instagram

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