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Cheeega25号 茅ヶ崎映画祭 西川美和監督 ロングインタビュー
25号のこと
そして25号。“チガサキゴトよ、チーガ” 5年目に入りました。またもや印刷に間に合わなかったので、こちらに書くという方法で帳尻をあわせておきたいと思います。
今回の表紙は西川美和監督。撮影は「東横INN茅ヶ崎市役所」の屋上で、茅ヶ崎のまちなみと海岸線が見える景色に入っていただきました。
「日本国内の人だけが観る視点で映画を作る時代は、さすがに限界を超えたのかなという感じがしています。映画はいろいろな国の人と交歓しながら、お互いを知り、分かち合っていくことができるメディアです。映画だけをやってきた人間にとったら寂しい部分もたくさんあるのですが、配信が普及することで、すごくハードルの高かった世界中の人に観てもらえるというチャンスも出てきました」
最も次回作を待たれる映画監督の一人である西川美和監督の今の声。インタビューの内容は少し深い内容になっています。映画制作のプロセスのこと、特に映画と小説との関係や、変化している映画界の現状を教えていただきました。映画を好きな方にはもちろん、そうでない方にも知って欲しくて巻頭に入れています。
「『ラチエン通りの開高さん』は、チーガでずっと温めていた企画です。開高記念館」が20周年のタイミングでリリース。前半をマップで見せる“ゆかりの店とエピソード”、後半を“先生と学長の特別で不思議な関係”の2部構成、開高さんはよく知る林夫妻への取材は驚きと発見がてんこ盛りでした。のびのびとラチエン通りを楽しんでいた開高さんの様子は写真が皆無でイラストに。マップには今はなき店も登場しています。
茅ヶ崎に開高あり。せっかく茅ヶ崎に住んでいるなら、まずは記念館へ。どっぷりと開高健の世界に頭を沈める時間をつくってみる機会なのかと思うのです。開高健に関しては収まりきらなかった内容もあり、続編も出したナ、と思っています。裏表紙は開高健記念館にてAPIOジムニーを撮影しました。
その他こんな感じです。
・なんだか牛肉の販売が落ち込んでいるのだそうです。そこで「ご褒美にビーフを」でお肉の店を4件
・村田屋 四代目 内田汐里さんの・市川歩さんに教えてもらう「シェアおせちのススメ」
・「マニアックないきもの図鑑」はカワラヒラ。おなじみ河野祐子さんの美しい水彩画とともに
・茅ヶ崎FM絶好調の宮治さんの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チガサキ」新番組のことなども
・「ハマオリミコシ」は鶴嶺八幡宮の能條宮司です
よろしくどうぞ〜
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Cheeega編集部 小嶋あずさ