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川島園芸
〈海辺の朝市〉花の生産者さん1
川島 忠
週1回の朝市に切り花を出荷するため花の咲く時期が少しずつずれるように育てます
「海辺の朝市」では切り花を中心に出荷している川島忠さん。一年中花が咲くようにするために、どのようなことをしているのでしょうか。
まずは種まき。同じ種類でも10日ごとに1回、計5回くらいにこまめに分けて種をまきます。「苗になったら『暖房のあるハウス』、『暖房のないハウス』、『畑』に分けて育てます。あとは様子を見て温度を調整しながら出荷する時期をずらしていく…と書くと簡単ですが、実際は一筋縄ではいきません。「今日はこのハウスのものを移動して次のものを植えたいんだけど、明日は天気が悪いから動かせないなぁ」50年のベテラン選手も天気には悩まされます。
現在は市場におろさずに直売のみ「海辺の朝市」のお客さんの要望で品種も多く
川島さんは「海辺の朝市」でお客さんと直接会話することにより、新しく始めた品種も多いそう。またある時は、 「ジャガイモを収穫してから次の苗を植えたいが、その頃には苗がない。苗の時期をずらせないか」と直接相談に訪れる人もいるのだそう。川島さん曰く、「ひとりが考えていることはみんな思っていることが多いから、まずそれをやる」
今は市場におろさず『海辺の朝市』と寒川の『わいわい市』海老名の直売のみの扱いになっています。
写真:奥田正治 文:小嶋あずさ
INFORMATION
川島園芸
住所 | 茅ヶ崎市下寺尾1603 |
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TEL | 090-4752-2180 |
営業時間 | 直売所 8:00- 16:30 Pあり ★電話してから訪ねると確実です |