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チガサキゴトよ、チーガ

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中丸屋商店/ しんちゃんのごはんやさん

四代目 清子さん、看板犬 いっさ、五代目 中丸真一さん、薫さん

「お米の魅力はもっとあるはず」創業100年の時に産まれた五代目率いる、創業145年、エメロードのお米屋さん

 「精米したてのお米ってこんなにおいしいのね!」令和の米騒動と言われた今年ですが、販売する米が少なくなりながらも、新しいお客さんが訪ねてくれるきっかけにもなった、と語るのは中丸真一さん。明治12年に創業した中丸屋商店の五代目です。

 大学を卒業して就職したものの「お米の魅力はもっとあるはず」とで家業を継ぐことを決心しました。幼い頃からお米が大好きだったこともあり、三代目の祖父に手解きをうけながらメキメキと知識を増やしていきます。

 2012年に「※五つ星マイスター」を取得し、実際に米を食べ比べてみると、同じ銘柄でも作り手によって味が違うことに気がついた中丸さん。それからは気になる銘柄を売ってもらおうと産地に出かけるようになったのだとか。先代を敬いながらも自らの道を切り拓くのは創業100年の時に産まれた五代目の天性のなのかもしれません。

※一般財団法人日本米穀商連合会(日米連)が主宰する、お米の博士号とも言える資格お米マイスターの 五つ星のこと。他に三つ星がある。


ひとつでお米半合。こだわりだらけのおむすび「しんちゃんのごはんやさん」は、10年になりました。

注文を受けてから握るからできたてを味わえます。
ひとつで米を半合ほど使用するという、大きなおむすび、一個250円〜。厳選されて使用されている素材、塩は玄界灘のもの、海苔は老舗の山本海苔のもの。沢庵は真一さんが幼いころから大好きだという無添加の炉ばた漬。選べる具材は30種類ほどある。特に人気があるのは、極上大トロ銀鮭の「しゃけ」や、真一さん自らが漬ける「いくらのしょう油漬け」(+150円)。その両方が入った「おやこ」(+150円)もある。いくらは秋に仕込んだものがなくなるまでの期間限定。

 店頭では週に3日、しんちゃんこと五代目が握るおむすび「しんちゃんのごはんやさん」が開店。2014年にはじまったので10年、具材は30種類に増えました。お客さんに注文を受けてから握るスタイルは変わっていません。

カメラ:位田明生 / ライター:小嶋あずさ

INFORMATION

中丸屋商店/しんちゃんのごはんやさん

住所 茅ヶ崎市新栄町5-3
駐車場 ★創業145年のお米屋さん
TEL 0467-82-2213
営業時間 中丸屋商店:9:00〜19:00 / しんちゃんのごはんやさん:10:00〜14:00 16:00〜18:00 中丸屋商店頭にて / Pなし共通
定休日 中丸屋商店:日休 / しんちゃんのごはんやさん:月・木・土に営業 (ほかイベント出店など)
URL fb

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