「ラ・ターブル・ド・トリウミ」は創業25周年

　ラ・ターブル ド  トリウミが、松が丘の洋館にオープンしたのは、ちょうど2000年でした。そして2015年に、今の中海岸に移って10年になります。25年、四半世紀が経ったことになります。

　「皿は季節の舞台」。美大出身であるオーナーシェフの鳥海勝さんには、料理一皿の見栄えに人並みならぬこだわりがあります。

「この料理はこのくらいの分量がないと絵にならない、フランス料理といえない」

という、美学もあって、ひと皿の盛りがやや多めになります。

　四半世紀ということは、それなりにお客さまも一緒に年を重ねているということ。ここ最近は特に量が多くて食べきれないというお客様が増えてきたのだそう。

　美学を貫いていた鳥海シェフも、ここにきて少し考え方を改めることにした様子です。量に関しては伝えていただければ調整いたしますとのことでした。

　茅ヶ崎の老舗フレンチ、ラ・ターブル ド  トリウミは、25年から30年に向けて一年ずつ、一歩づつ歩き出します。

25周年の感謝を込めて。4月25日から期間限定で「デザートワゴンサービス」が始まります

　ラ・ターブル ド  トリウミが25年前に開店した4月25日より5月24日まで、感謝を込めた「デザートワゴンサービス」を行います。

「お客様の席までデザートを運んで、選んでいただき、盛り付けを行います。パティシエが心を込めたデザートをたくさん作ります」

カメラ；位田明生 / ライター:小嶋あずさ