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茅ヶ崎うまれの ものさがし
file.04 SEEP STORE(シープ ストア)

綿ガーゼの半袖ポケットTシャツ。11,000 円〜
2階で制作、1階で販売のアトリエショップ

2011年に東京で洋服メーカーを営んでいた鈴木伸也さんと、ワイヤー作家の森永よし子さんが、茅ヶ崎にかつてあった輸入雑貨店「サザンアクセンツ」での展示をきっかけに茅ヶ崎に移住。2014年に須藤栄美さんが加わり、鉄砲道沿いにアトリエ兼ショップ『SEEP STORE』が誕生しました。1階の店舗では、2階のアトリエで制作するオリジナルのSEEPの洋服とワイヤー雑貨、自分たちの目でセレクトした商品が置かれています。

全てが定番品。ロングセラー品も多くあります 198円〜
ここにしかないセレクトで魅了茅ヶ崎のアート系発信地

店内にはSEEPの洋服、ワイヤー雑貨の他にもセレクトした洋服やバッグ、アクセサリー、食品、木のカトラリー、ハンカチや地元作家さんの作品などが並んでいます。これらはSEEP スタッフの『自分たちが欲しいもの、好きなもの、ときめくもの』をひとつづつ丁寧に集めたもの。友人へのお土産を探したら、気が利いててると褒められそうなものがたくさんあります。鈴木さんからは「ぜひ買い物途中にお立ち寄ください」とのこと。お店での企画展も計画しているようです。
このまちで作られる、気持ちの良い《ガーゼ素材のシャツ》

手前の長袖シャツの袖はドリマンスリーブ
さて、今日は何を着よう、考えると同時に手が伸びるSEEP の服。どうやら脳内に《着心地のよさが》インプットされている模様。締め付けとは無縁の世界、とにかく着ていて気持ちがいい。これからの季節にオススメするとしたら《綿ガーゼの半袖ポケットTシャツ》だろうか。鈴木さんが前身のブランドから取り組み、SEEPの由来にも関係している《ガーゼ素材》は、着込むほどに馴染み、愛着が増します。ベーシックに加えて毎年限定色が出るのも楽しみで、今年は《モモイロ》と《アオミドリ》。形に関しては他の定番もすべて、毎年同じ型紙ではなく、時流にあわせて微妙に修正が施されているとのこと。
茅ヶ崎のアトリエで作られた洋服が、すぐ下にある店に並び、まちの人が手にとって着る。作られた場所とおなじまちで着ることができるって、なんかいいなぁ。

森永さんが茅ヶ崎にはじめて訪れた目的は
このバターナイフを手に入れることでした。

SEEP STOREオリジナルラベル 1,300円
烏帽子岩も描かれているので探してみて。


「SEEP」のブランド名は、代表作のガーゼボーダーシャツの、ガーゼ生地に染料が染み込む様子 ”SEEP”=染み込むから由来。「行き渡る 、広がる」の意味もあり、茅ヶ崎の地にも少しずつ知れ渡ればという願いがあります。

writer:小嶋
INFORMATION
SEEP STORE(シープ ストア)
住所 | 東海岸北2-12-35 |
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TEL | 0467-39-5964 |
営業時間 | 11:00~19:00 |
定休日 | 水休 |
URL | seepstore.com instagram@seepstore.jp |