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チガサキゴトよ、チーガ

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柳島カルチャー

中島

小麦の食感と風味をしみじみ楽しめる、
自家製酵母でできたパン

柳島 カルチャー
左上が文中に登場する「くるみレーズンのカンパーニュ」520円、
右下が「ロデブ」1/2サイズ500円

  「自家製酵母のパン生地は、時間とともに風味が増す方向に味わいが変化していくのですが、うちでは『焼きたての冷めたて』が美味しいね、と言っています」

 柳島カルチャーのパンは全て自家製酵母で作られる。パン作りは帖佐寛徳さんの担当。創業当時から作っているという看板商品「くるみレーズンのカンパーニュ」をはじめ、小麦の食感と風味を楽しめるハード系パンを中心に約40種類を焼き上げる。

「クリームパン」 180円

角食パン300円

 店のおすすめは、全粒粉入りの「ロデブ」(金曜限定生産)。生地がドロドロになるくらい水を含ませるため非常に扱いが難しいというが、その分弾力が増し、しっとりモチモチ感が楽しめる。あとは「角食パン」。毎日の食卓にのぼっていると思うと、とても嬉しさを感じられるパンなのだそう。

離乳食を食べない息子が、
手作りパンだけは喜んで食べてくれた!

「いちごホイップコッペ」 250円。「茅ヶ崎ナベヤ苺園」の採れたて完熟いちごをたっぷりのクリームと挟んだパン。みずみずしさが嬉しい。2月末ごろまで。

寛徳さんがパン職人になるきっかけは、実は長男の寛陽君(7歳)。

「偏食の強かった長男が、夫が見よう見まねで作ったシンプルな丸いパンを、なぜか喜んで食べてくれたんです。それがすごく嬉しくて。で、酵母作りを試行錯誤しているときにパン屋になろうと決心し、修行時代を経てここでパンを作るようになりました」

 我が子のためにというだけあって、パン作りでは自家製酵母や国産小麦にこだわり、白砂糖の代わりに甜菜糖やきび砂糖を用いるなど、体に優しい材料を使うことを心がける。

「体に優しいといっても味のメリハリはしっかりつけるようにしています。私も夫も食いしん坊なので(笑)」

柳島 カルチャー
左上が文中に登場する「高座豚のおつまみハムチーズ」250円。
その下 、 「ベーコンエピ」270円

 高座豚を使った「高座豚のおつまみハムチーズ」や「ベーコンエピ」は、ほどよく塩味が効いて、ビールににもピッタリ。バスを乗り継いでやってきて、店内で売られている静岡のベアードビールを片手に、おつまみとしてパンを楽しむ人もいるのだそう。

柳島 カルチャー

古道具、手作りTシャツ、エコバッグ。
店構えはまさに「カルチャー」

帖佐寛徳(ちょうさ・ひろのり)さん、麻利子さん夫妻とお子さんたち

 壁にかけられたイラスト、店の名をプリントしたTシャツ、シャビーシックな古い家具。柳島カルチャーの店頭の雰囲気佇まい、普通のパン屋にはない文化、まさに「カルチャー」の香り漂う気が……。

「実を言うと、私も夫ももともと舞台の役者をしていたんです。自分たちで作ったものを、お客様が選んで、食べてもらって、というのは、どこか演劇の舞台と似ている気がするんです。工房が舞台裏で、店頭が客席っていうのかな」

 茅ヶ崎の長閑なこの地に店を構えてもうすぐ3年。地元のベーカリーとしてすっかりお馴染みになった柳島カルチャーは、店という小劇場で、今後も末長く人々に愛される作品=パンを作り続けてくれるに違いない。

柳島カルチャーのChocolate!

柳島 カルチャー
全粒粉食パンの生地を使ったビターチョコチップたっぷりのパン
チョコチップ 180円

writer:藤原千尋
ふじわらちひろ/1967年東京生まれ、2006年より茅ヶ崎市松が丘在住/出版社勤務を経て単行本ライター。ビジネス、教育、社会貢献、生き方老い方など幅広いジャンルの企画とライティングを手がける。

INFORMATION

柳島カルチャー

住所 中島1209-1
駐車場 Pあり
TEL 090-3538-1222
営業時間 9:00~18:00
定休日 月・火休

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