知らなかった茅ヶ崎をもっと知り、もっと好きになり、
もっと楽しめる!茅ヶ崎を知り尽くす情報サイト

チガサキゴトよ、チーガ

  • facebook
  • instagram
  • twitter

チガサキゴトよ、チーガ

OUTDOOR

NEW

波間からの目線

烏帽子岩都市伝説

 茅ヶ崎に住んでいると、どこからか聞こえてくる烏帽子岩の噂や都市伝説。裏側(沖側)には自動販売機があるとか、周りの海中にシュモクサメの巣があるとか、鳥のフンだらけで白く見えるとか……。実際のところはと言いますと、自販機があると便利ですが残念ながら存在しません。シュモクサメの巣があるかどうかは定かではありませんが、海水温が上がると海面から背鰭を出して泳いでいる姿を見かけます。また烏帽子岩は含まれる成分の影響で、乾燥すると白く見えるのだとか。

 毎日のようにSUPでガイドツアーしていますが、最近烏帽子岩の頂上でトンビが巣作りしている場面を見かけました。カラスの集団とバトルしながら烏帽子岩に流れ着いた木の枝などで地道に作業しています。ビーチでBBQや食事している人達からゲットした食料も烏帽子岩まで運んでいるかも知れませんね。過酷な環境で逞しく生き抜いているトンビを見習って、コロナ禍を乗り切りましょう!

海の豊かさを守るための心がけ

茅ヶ崎の住宅街を自転車で走っていると、秋から冬にかけてすずなりに黄色く色付いた夏みかんの木をあちらこちらで見かけます。でも名前に夏が付く果物が冬に実るのか!?

紫外線が気になる季節ですね。日焼け止めは今や老若男女の必須アイテムですが、最近の研究では一般的な日焼け止めに含まれる「紫外線吸収剤」の成分は海の生物、人体に有害で珊瑚を白化させることも判明。ハワイではこの成分が含まれる日焼け止めは販売、使用禁止になりました。マイクロプラスチックよりも更に微量で低濃度の化学物質でも環境にダメージを与え続けているのです。

 海に行ったらゴミを片手で一つだけでも持ち帰ったり、ケミカルフリーでナチュラルな日焼け止めを使うことが環境へのダメージを食い止めることに繋がるはず。今年の夏も微力ながら海のルールとマナー、環境問題を意識して海遊びの楽しさをたくさんの人に伝えたいと思います。

吉田太一

吉田太 Yoshida Futoshi
日々インストラクターとして海遊びを安全に楽しく体験してもらうことをモットーに活動しています。SUPU理事、SUPフィッシング委員長、SIJ(日本SUP指導者協会)理事、上級指導員 ☎090-7359-2855 futoshi@supu.co.jp

【Hosoii Surf&Sports】
茅ヶ崎市東海岸南1-10-3 
☎050-1011-8684
www.hosoii.com

RELATED ARTICLES関連記事