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チガサキゴトよ、チーガ

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チガサキゴトよ、チーガ

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すずの木カフェ

シャリッ、ざくざく、ぷるん。
まちの木陰で涼む、食感賑やかな珈琲ゼリー

 堀口珈琲の深煎りコーヒー豆からつくる、ほろ苦いゼリー。その上に少し甘みについたミルクのシャーベット、コーヒーのグラニテ、丁寧にキャラメリゼされたナッツ。スプーンを口に運ぶと氷のシャリッとした感触にざくざくのナッツ、そしてぷるんとしたゼリー。それぞれの食感が賑やかで楽しく、少したって氷が溶けてくると、また違った味わいに変化します。

 ゼリーの甘みはないのですが、最初はキャラメリゼの甘さで食べ進め、途中から好みで別添えの“きび砂糖シロップ”で味変しちゃうのがオススメのいただき方です。

  7月で13年目に入った「すずの木カフェ」 。“珈琲ゼリー”は開店当初からのメニューなのだとか。この味はずいぶんと長いあいだ愛され、作られ続けているのですね。

  「駅前の喧騒から離れて自分(たち)の時間を楽しんでもらいたい。まちの木陰を作る“スズカケノキ(プラタナス)”のような存在になれたらー」店名にはそんな思いもこめられているそう。

 店のドアを開くとスッと空気が変わり、姿勢が正されるのを体感します。これはスタッフが場を整えているのは勿論ですが望んでも店側だけではできないこと。客のほうも何かのルールを守って滞在しているような気がします。そして二度三度と訪れたくなるのは、食事をしながら、読書をしながら、あるいはギャラリーの展示を見物しながら、再びまちの木陰で心地の良いひとときを過ごしたいと願うからなのだと思うのです。

摘果ふじみのりのソーダ割   680円

※弊誌が行っている活動『小西農園の摘果ふじみのりの
廃棄をゼロに』の未成熟なぶどうを使用したメニュー
読書家に定評のある本棚。
秋の読書週間には「秋日の読書散歩」の会場にも
上部はなんと店内の椅子の背と同じデザイン。木工作家の遊びゴコロある看板

★ギャラリー情報
「極地の生きもの展」吉村良介・宏美・文 〜9/4(土)
「高根友香 布もの展」9/7(火)〜10/2(土)


INFORMATION

すずの木カフェ

住所 元町4-32
駐車場 Pなし
TEL 0467-82-3411
営業時間 11:00〜21:00(L.O.)
定休日 ランチ 11:30-14:30 /カフェ 11:30-16:30(LO16:00) ★夏期休業 8/13(金)〜24(火)
URL HP/instagram/fb

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