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パシフィックブリューイングという カルチャー
日曜日の昼下がり、閑散とした萩園の工業地域は車もあまり通りません。スマホのマップを頼りに半信半疑で路地を曲がると、目の前に熱気のあるスポットが出現しました。
解放された醸造所でビールを片手に談笑する人たちの姿は大袈裟ではなく奇跡かと思うような光景で、列の最後尾らしきところに並んでようやく一杯目にありついたところで周りを見渡すと、茅ヶ崎では普段なかなかお目にかかれないタイプの、オシャレで洗練されている人たちが多いことに気づきます。ほどなく私はその人物たちをつまみにゴキゲンになっていました。
発信源は「パシフィックブリューイング」。昨年9月にできたばかりの醸造所です。この日は不定期で開催されるタップルーム[TAPROOM:タップ(TAP)とはビールの注ぎ口のこと、できたてビールを飲むことができる]が開催されていました。
ここは萩園。茅ケ崎駅からも平塚駅からも遠く、辿り着くまでにはハードルがあります。ここに来ている皆さんがそれを乗り越えてやってくる理由を知りたくて、そのまま取材を申し込みました。
と言うことで第16号は「パシィフィックブリューイングというカルチャー」。ちょっぴりディープな内容になっております。
その他「チガサキのたくらみごと」は長谷川書店の長谷川義剛会長と静子取締役。その昔、神田に書籍を買い付けに行く話と、そのころの茅ヶ崎の様子を伺うのは楽しい時間でした。
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writter:小嶋