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防災をHappyに伝えるまこぴ
その2
その❸
自助力アップのすすめ
みなさんは、「自助力」という言葉を聞いたことがありますか?
防災には、自助・共助・公助と3つの要素があり、そのうちの「自分(家族を含む)の命は自分で守る力」のことです。
大きな災害が来ると、自衛隊が助けに来てくれたり近所の避難所などで支援物資をもらったり…といったイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、助けてもらうことありきで考えていると、実はとても危険です。
これからかなり高い確率で起こると言われている首都直下や南海トラフなどの大規模災害では、被害が大きい&広い範囲にわたるため、「公助」が届きにくくなると言われています。(内閣府の平成26年防災白書にも「公助の限界」という言葉が出てきてます)
特に茅ヶ崎を含む都市部では、道の狭さや建物の多さなどの理由で救助車が物理的に通れないという問題が発生したり、そもそも助けなければいけない人が多すぎることが公助の障害になります。もちろん全力で助けようとしてくれるはずだけど、人命救助の目安である72時間(3日)のうちにあなたの元に来てくれるとは限らないんです!
避難所や災害用の物資も、市民全員分をまかなえるだけの量は元々準備されていません。なので、家が壊れたり浸水したりしない限りは自分の家で安全に過ごしていけるように準備をしておくのが大切ですね。
防災は本当に幅広く、たくさんやることがありますが、
★ 家の中を安全な場所にする
(家具やテレビ、レンジなどをしっかり固定する)★ ガラスや窓は飛散防止フィルムを貼る
(食器棚の中に滑りどめシートをつけるなど)
★ 家で自力で生き延びれるように備えをしっかりすること(水・食事・トイレ・電気など)
といったことから始めて、まずは自助力から少しずつアップしてみちゃいましょう♪
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まこぴ makopi
1990年生まれ、茅ヶ崎在住。2011年6月から岩手県陸前高田市に通い、災害の恐ろしさと防災の大切さを知る。災害で悲しい想いをする人を一人でも減らすため【防災をHappyに伝える防災士】として活動。
Instagram: makopi_to_bosai