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チガサキゴトよ、チーガ

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BENIRINGOが残したいもの

茅ヶ崎の海のこと知ってますか?

Cheeegaの読者の皆さんも、サーフィンや海水浴、釣り、お散歩などで海に遊びに行くことが多いのではないでしょうか?

 そんな皆さんの身近な海ですが、「いずれ茅ヶ崎の海岸がなくなってしまうかもしれない!」という事を知っていますか?

 波によって海岸が削られてしまうことを「海岸侵食」と言います。茅ヶ崎市は、神奈川県の中でも海岸侵食がかなり進んでいる地域です。特に茅ヶ崎漁港からヘッドランドまでの海岸侵食が深刻で、50年前と比べて既に50mも海岸が短くなったと言われています。

 実際に、2019年には台風の影響で漁港からヘッドランド周辺の約350mのサイクリングロードが削り取られ、崩落してしまいました。

 どうして海岸が削られてしまうのでしょうか? 海岸侵食が起きてしまう原因は主に2つあります。

 1つ目が、人工物の影響で砂が海へ流れなくなったり、潮の流れが変わってしまう人為的なものです。防波堤などができた事で潮の流れが変わり、海岸が削られやすくなってしまいます。海岸は、山から川をへて流れてきた砂によって作られます。しかし、ダムや洪水対策などで川沿いをコンクリートで固めたりする事によって、海に砂が流れ出なくなってしまいます。そのため、海岸の砂を補うことができなくなり、砂は減ってしまっているのです。

 2つ目の原因は、人間の温室効果ガスの排出に伴う温暖化です。温暖化により北極の氷が溶けることで起きる海面上昇や、台風の勢力拡大により、警報級の高潮や高波になり、海岸が飲み込まれてしまいます。

 この現状を知り、「海岸がなくなってしまうなんて嫌だ!」そう思った方々で繋がり、市や県の対策について共有したり、この課題に対して一人ひとりが自分ごととして考え具体的なアクションに繋げられたらと思っています。

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BENIRINGO 
田中藍奈(写真左)と阿部汐里(写真右)が共同代表を務める『地球過保護プロダクション』。フリーペーパー発行、相模川の河口クリーン、マルシェ開催や訪問授業などを通して、楽しみながらみんなが社会課題や環境問題について当たり前に考える社会づくりを目指している。

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