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Pepown
ビールを介して人と人をつなぎたい!パシフィックブリューイングの店「ピーポン」がオープン
品質と多様性を大事にしつつ、ビールを通して人と人をつなげる橋渡しをしたい』2021年、そんな目標を掲げて船出したパシフィックブリューイング(Passific Brewing)が、満を持して店をオープンしました。 その名はピーポン。これはピープルとタウンを繋げた造語なのだそう。パシフィックのビールが飲める タップルーム? と思いきや、どうやらちょっと違うみたいです。
「この町では、ありがたいことにパシフィックのビールをいろいろなお店で提供していただいています。タップは9つありますが、ピーポンでは自社のものにこだらずに国内外問わず、いいビールを楽しんでもらえるようなラインナップになっています」
ピーポンでは、おいしいクラフトビールを提供しつつ「人のつながり」ができる場所にしたい。訪れる人がビールを楽しめるのはもちろん、人どうしが繋がりのできる店にするためにはどうすればいいのだろう……そこでまず決めたのは「ピーポンの枕詞」なのだとか。
代表の大庭陸さんに、もう少し話を聞いてみたいと思います。
理想は「酒場」。この場所に訪れる人に会ってコミュニティを楽しんで欲しい
「バーなのか、酒屋なのか、角打ちなのか。みんなで考えた結果、やっぱり『酒場』だよねと。酒場って、お酒や料理も大事だけど、そこを訪れる人に会いたい、そのコミュニティを楽しみたい、という場だと思うんです。極端に言えばビールと枝豆しかないけれど行ってみたい店というか。僕らにとってはそれが理想の店なんです。だから店内の中央に大きなテーブルを一つ置いて、それを囲むスタイルにしました。それと気軽に立ち寄れるオープンな雰囲気になるよう、テラス席も設けました」
『ビール屋さんのぬか漬け』、『トマトのお浸し酢橘ジュレ』など、提供する料理は意外にも和食なのだとか。店長の赤間さんに伺ったところ、
「和食とビールの相性、いいんですよ。派手じゃないですけど、味の組み合わせで面白くやられたらいいなと思っています。ぬか漬けにはビール酵母が入っていて香りが面白いんです。きゅうりなのにこんな華やかなの? みたいな。まだ模索中なところもあるんですけど」
取り揃えたグラスは13種類以上。ビールといっしょにグラスも堪能しよう
国内外から、これぞ!という銘柄を選んでタップに繋げたクラフトビールを、更においしく味わい尽くしてもらうために、ピーポンではなんと13種類以上のグラスを準備しているというから驚きです。
「ビールのスタイルに合わせたグラスをセレクトしています。豊潤な香りをじっくり楽しむか、ライトな飲み口のものをガブガブと飲むか。飲み口や雰囲気を考えると、グラスも自ずと多様になってくるんです」と赤間さん。
そして樽生ビールは何かと注ぎ方が注目されがちですが、大事なのは温度管理からグラスを清潔に保つためのメンテナンスに至る、提供以前が大切なのだと言います。
「淡い黄色のビールを一点の曇りもないグラスでお出しする。味や香りだけでなく、見た目の美しさもぜひ楽しんでいただきたいですね」
カメラ:momocamera / ライター:藤原千尋
INFORMATION
Pepown (ピーポン)
住所 | 茅ヶ崎市共恵1-6-9 |
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TEL | 0467-37-6513 |
営業時間 | 〈平日〉15:00〜23:00 〈土日祝〉13:00〜23:00 ★ボトル販売あり ★テラス席 ペットOK |
定休日 | 月休(祝日の場合は営業、火曜休) Pなし |
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