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チガサキゴトよ、チーガ

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農業者は常に悩んでいる 伊右衛門農園の悩耕な日々

vol.1. ダメダメ小倅だった私。

あー卒業したら親のお手伝い(農業)か…

青年は悩んでいた。そっち側の価値観では3K職であるのには間違いないし、野菜とか言って安すぎだろ…避けたい…逃げたい…農業(おうちのおてつだい)から逃げる様に某私大の経済学部経済学科へ。ほぼバイトと遊びに明け暮れた学生生活も終わりに近づいたが世は就職超氷河期。

就職も厳しい。ここは素直に家(=就農)には入らず、(遊びの時間稼ぎにと不純な動機)で神奈川農業アカデミー研究会へ入るしかない! と思いたち一応農業の入り口へ、のち計画的欠席がとどめのインフルエンザ感染による頓挫で留年の夢を叶える。だがしかし、タイムオーバーはきた。とうとう逃げ場はなくなり渋々おうちのお手伝いへ…これが私の就農。農家の典型的な(元)ダメダメ小倅(わかさま)だった私。

今では『食卓の平和が社会(せかい)の平和』に繋がるとの信念に基づき、『対面による販売を第一』に、旬の野菜その真価を携えて買う人(尊いお食事を用意する側)、食べる人(買う人の大事にしている人々)に、選ぶ楽しさ、美味しい喜び、穏やかで和やかな時間の創造に繋げるべく、日々地べた(はたけ)を這いつくばってます。そこには何があったのか。

続けるにはお金も大事だけど、単にお金があってもココロ踊らないと理解した。誰かがいてくれる希望、人はやはりココロあってこそ喜べる頑張れる、希望が持てる。自然が繰り出す理不尽(きこう)の前に、絶望や落胆、限界から捻り出すチカラはお金なんて代替物質では捻り出せない。

この思い(いきるきぼう)は対面販売からお客さんと顔を突き合わせ、お客さんからいただいたもの。そんな風に考えられる様になってからは、あんなにイヤがっていた農業(おうちのおてつだい)が農業(しょくぎょう)になった。

ありがとう。世界に感謝だ。

そんなこんなで、完全に農業に覚醒してしまった私がご縁あってこの様な企画をいただきました。都市近郊農業の意義やその生きる道、地域とは、直売とは、栽培とは…などなどのテーマにも触れつつ、野菜や農業小技お役立ち情報も取り入れ、ゆるゆると(AIには書けんだろ!?な複雑な口語体めざして)進めたいと思います。ぶっ飛びすぎたらごめんなさいっっ😉

農業に悩める人、農業や栽培に興味のある方をはじめ、野菜好き、自炊好き、食べる事だーいすきな、食同志の皆さんに何か伝わるものが捻り出せればと思います♪

全速全身、おれと走れーっ

というわけで、応援のほどしくよろでぃーす✌️

黒皮スイカ品種のタヒチ(種無しスイカの受粉用)。黒皮な事で縞々の種無し品種と混植しても見分け一発。
日本だと栽培が梅雨時期と被る事が多いので、デキ不出来はその年の多雨多湿具合による。空梅雨気味の今年はアタリだぜ🤩

三橋清高 Kiyotaka Mitsuhashi 

伊右衛門農園で働く野菜栽培中毒者兼園主(特技は観察)。茅ヶ崎海辺の朝市の主要創始メンバー。茅ヶ崎市農業推進委員。5児のシングルファザー。自称・新鮮地野菜カンタン調理自炊王。感覚的には、「野菜を作る」というより、『野菜と人の未来』を創りたい。


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INFORMATION

伊右衛門農園直売所 香川7-10-23 

住所 香川7-10-23
営業時間 月〜金曜:9:30〜 なくなるまで。土曜は「海辺の朝市」にて8:00〜 販売
定休日 日曜休み
URL 伊右衛門農園FB

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