知らなかった茅ヶ崎をもっと知り、もっと好きになり、
もっと楽しめる!茅ヶ崎を知り尽くす情報サイト

チガサキゴトよ、チーガ

  • facebook
  • instagram
  • twitter

チガサキゴトよ、チーガ

GOURMET

NEW

ヒトヤスミカフェ Shore Living(ショア リビング)

Shore Living
ブラックペッパーチキンカレーと粗挽きポークキーマカレーのあいがけ
ドリンク付セット1,100円(ドリンクなし、900円)

「黒胡椒」と「粗挽きポーク」。
看板メニューは2種類のスパイスカレー

 海が感じられる、自宅の気楽なリビングのように—— 店主のそんな思いが込められたヒトヤスミカフェ「ショアリビング」を訪れたら、ぜひ食べていただきたい2種類のスパイスカレーがある。黒胡椒がきいたブラックペッパーチキンカレーと、ジューシーな粗挽き肉の食感が楽しめる粗挽きポークキーマカレーだ。

 ブラックペッパーチキンカレーは、粗挽き胡椒だけでなくホールがそのまま入っている。カリッと噛むと黒胡椒の辛味が弾け出て、肉や野菜の甘みに爽やかな辛さを与えてくれる。かたやキーマのほうは、粗挽き肉が抜群の存在感を放つ。地元で人気の川井精肉店の豚肉を使っているとあって、食べ応えと旨味は言うことなし。スターアニスの甘い香りが肉の旨味と相まって、思わず食欲が掻き立てられるひと品である。

 ちなみに、どちらもスパイスカレーと銘打っているが、全体的にまろやかでとても食べやすい。辛味と塩味がほどよく抑えられているので、小さなお子さんにも安心して食べさせられる。「どちらにしようか迷う」という人には、2種類いっぺんに味わえる「あいがけ」がおすすめだ。

 また、カレーと一緒に盛られた付け合わせのレンコン、ナス、マイタケを使ったアチャール(インドの漬物)も、スパイスがほどよくきいて箸が進む。本場インドのアチャールを日本人向けにアレンジした、酸味のきいたお惣菜といった味に仕上がっている。

 「うちのカレーはインド料理店ともカレー専門店とも違う、家庭料理に近い味。でも、スーパーでは手に入らないようなスパイスも使っていますから、いつもとちょっと違う、スパイシーなお家カレーを楽しむような気分で召し上がっていただければと思います」と店主の宮本さん。

 家庭料理風に見えて、家庭では出せないプロの技が感じられる。お家ではなかなか作れないお店の味を楽しめる。それがショアリビングのカレーの一番の特徴かもしれない。

味にうるさい大阪人を満足させた
試行錯誤のオリジナルレシピ

Shore Living

 日に焼けたスレンダーな手足、健康的で朗らかな笑顔、どこから見ても湘南の人にしか見えない宮本さんだが、実は東京出身。旦那さんの転勤に伴って大阪からこちらに戻るのを機に、昨年秋、ここ茅ヶ崎にカフェをオープンさせたという。

「二十代からボディボードをやってて、いずれは湘南の海のそばに住みたいねって夫と話していたんです。でも、当時は自分がカフェを開くなんて思ってもなかったんですよ」

 大阪在住の頃、たまに東京の自宅マンションに戻り、友人たちに手料理を振る舞う機会があった。美味しいと食べてもらううちに、「自分は料理で人をもてなすのがこの上なく好きだ」と気づいた宮本さんは、一念発起してカフェの学校に通い出し、自分の店を持つことを決意する。

Shore Living

果物や野菜だけで作ったスムージーも、ショアリビング自慢のひと品。黄色にはパイン、グレープフルーツ、黄パプリカが、緑にはコマツナ、バナナ、リンゴ、オレンジ系のフルーツ、赤にはトマト、ルビーグレープフルーツ、赤パプリカが入っている。いずれも飲みごたえがあり、甘みを抑えたヘルシーな味わい。各500円

「カフェの学校で勉強したあと、カレーが美味しいと評判の店で手伝いをして、カレー作りを実践で学びました。その後別のカフェで働くことになって、そこで初めて自分のレシピで作ったカレーを出して、お客様に『美味しいね』って言っていただけて。それが今店でお出ししているスパイスカレーなんです。このカレーのおかげで、お店をやろうっていう自信がついたんですよね」

 小さくとも、地元を燈し続ける灯りのような店になりたい。そんな夢を持つ宮本さんのカレーは、船出を切ったばかりのショアリビングの、心強いエンジンになってくれるに違いない。

 ちなみに、カレーの脇の小皿は、大阪時代に勤めていた店の人気メニューを宮本さんなりにアレンジしたピクルスで、7種類もの野菜を使っている。薄ピンクの器は店のお隣にオープンした陶芸アトリエ「」の作品で、最近はこことコラボしてイベントを行うなど、地域とのつながり作りにも余念がない。

Shore Living
宮本恵江さん

writer:藤原千尋
ふじわらちひろ/1967年東京生まれ、2006年より茅ヶ崎市松が丘在住/出版社勤務を経て単行本ライター。ビジネス、教育、社会貢献、生き方老い方など幅広いジャンルの企画とライティングを手がける。

INFORMATION

ヒトヤスミカフェ Shore Living(ショア リビング)

住所 東海岸南3-2-70-1
駐車場 P 1台
TEL 0467-67-6947 ★テイクアウト可
営業時間 11:00~18:00  
定休日 日、月、木休
URL instagram&facebook @shoreliving,chigasaki

RELATED ARTICLES関連記事