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茅ヶ崎のしおり
2020年5月 Stay Homeのめぐみ
いつもより海辺の表情を楽しめる時間が長い日々。
ハマヒルガオが咲き誇り初夏のような気温が続き始めた頃、
気のせいか海の色が普段より鮮やかに見え始めた。
すると5月20日にはこれ以上ないほどのエメラルドグリーン 。
しかし波打ち際は白っぽく濁っており、プランクトンの
仕業ではないかと思ったらネットや新聞でも
記事が出ていた。植物プランクトンによる白潮で、
これほどの大発生は過去に前例がないらしい。
誰も経験したことがない新型コロナウイルスを
乗り越えるために、積極的に外出自粛をする
海辺暮らしへのご褒美だった。
川廷昌弘:公益財団法人 日本写真家協会(JPS)会員「地域の大切な資産、守りたい情景、記憶の風景を撮る」をテーマに活動。本誌では『“きれいごと”で茅ヶ崎はもっと面白くなる!?かわていさんと語り合う チガサキのたくらみごと』で“きれいごと委員長”をつとめる