浜須賀 / 花くっく  Chigasaki

珍しい花を見つけると仕入れたくなる。お客さんが見たことのない花を届けたい！

　これが造花ではないというのだから驚きます。黒で青でラメ入り！というスペシャルな薔薇はスパイラルギャラクシーという染め花。神秘的で見ていると宇宙に吸い込まれそう。

 「お客さんが見たことのない花を届けたい！」をモットーに市場で花を探すのは店主の坂東真由美さん。

「珍しい花を見ると仕入れたくなるんです。買って自分の目で見てみないとお客さまにも伝えられないですものね。冒険ですけど（笑）」

　熱い想いをもつ真由美さん。花を見にくるだけでウエルカムと懐が深い。

ワンちゃん歓迎！ときどき店番をする看板犬もよろしくです

「ぜひ、ワンちゃんとも一緒にお店に来て欲しい」トリマーの資格も持つという真由美さんは大の犬好き。店の看板犬はトイプードルの茶々丸（裏表紙に登場）とスタンダードプードルの唄。ときどき店番をします。

お花に見惚れながらカフェタイムを開始は6月ごろからを予定

　花くっくの大きな特徴として『フラワーキーパー（冷ケース）を使ってない』ということがあります。真由美さんが最初に働いた花店がたまたまキーパーを使わない店だったそうで、ガラス越しではなく直接花の状態を見ることができるこの方法が気に入っているのだそう。

　大量に花のある空間にいると、花の生命力、エネルギーが満ちているのでしょう、なんだか幸せな気持ちになってきます。せめてもう少し長くここに滞在できたら、と勝手な妄想をして「ここでコーヒーが飲めたらなぁ」と心の言葉ががぽろりと出てしまいました。すると、

「実はこの物件を見た時からカフェをやりたいと思っていて。おしゃべりが好きなのでお茶を飲みながらお客さんと話ができたら。カフェって言っても本当にドリンクだけなんですけどね」

と、真由美さん。着々と準備が整ってきていて6月ごろから実現にこぎつけそうとのこと。

　使用するカップだけはもう決まっており、趣味で集めたアンティークのファイヤーキングが中心になるとのこと、こちらも楽しみです。

多肉植物中心のプランツ部門も充実

　花くっくはまた、多肉植物や観葉植物など育てやすさを優先しながら厳選した植物を扱っています。なかでもトゲトゲのサボテン、アガベは特に力を入れているのだそう。

　そして推しは「牛乳植物」の植木鉢。プランツの世界ではカリスマ的存在で、湘南地域での扱いはここだけになります。

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