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チガサキゴトよ、チーガ

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ちがさき牛 推し♡

『実は牛肉を食べたときにしか脳内に分泌されない幸せホルモンがあるんですよ。豚でも鶏でも出ない、牛肉特有の現象らしいです 』

(川廷昌弘さんと語り合う チガサキのたくらみごと より)

 幸せになりた〜い♡2022年最初の号にふさわしく、我がまち茅ヶ崎を冠した齋藤牧場「ちがさき牛」の大特集です。

 最初に「ちがさき牛」がメニューに載る料理店を2件、その後ろに齋藤牧場の歴史、「齋藤牧場ものがたり」、「もっと知りたい 齋藤牧場のこと」そして川廷昌弘さんとの「チガサキのたくらみごと」まで続きます。裏表紙では、おなじみのアピオジムニーも直売所の入り口に登場しています。

 知るほどに可能性と夢のある齋藤牧場の「ちがさき牛」。取材をするうちに、頭に浮かんできたのは、ここはひょっとして茅ヶ崎の循環経済(※サーキュラーエコノミー)の源にあたるのではないかということです。 

 齋藤牧場では、餌の値段は高いけれど環境やワンヘルス※に配慮したものを食べさせていたり、エコフィードを選んだり。糞を産業廃棄物のコーヒーかすを使って消臭且つ堆肥にするなど、先代の教えを守りながらも、新しい考えも採りいれて環境を整備していました。このようなリスクのある牛の育て方は、大規模な畜産農家には理想でこそあれ真似のできないこと。家族経営で行う齋藤牧場の規模だからこそ可能なのです(志を持つ、という条件も重要)。

 そして茅ヶ崎の地、芹沢の空気を吸いながらリッチな餌を食べ、井戸水をのみながら育った「ちがさき牛」はこの地域の飲食店で食べることも、肉を購入することもできます。

 また、齋藤牧場が作る「ちがさき牛完熟堆肥」は質が良いということで地域の農家で好んで使っているところもあり、できた野菜も市内に出回っています。

 そう考えると「ちがさき牛」が地域の循環の源になり、この流れに茅ヶ崎のひとりが、一軒の店舗が、会社や企業が繋がっていけば

『茅ヶ崎ワンヘルスによる循環経済』として

大きな輪になっていくのではないでしょうか。そんな茅ヶ崎だからこそ創り出していける未来を想像してワクワクしています。

 ということで、チーガは全力で『ちがさき牛 推し♡』でございます。推し仲間、増えるといいなー。

※ワンヘルス:One World-One Health:1つの世界、1つの健康:地球上の生態系の保全は、ヒトおよび動物の健康の両者が 相まって初めて達成できる。その実現と維持のためには、 ヒトと動物の健康維持に向けた取り組みが必要/「厚生労働省ホームページ」より抜粋

※循環経済(サーキュラーエコノミー):従来の3Rの取組に加え、資源投入量・消費量を抑えつつ、ストックを有効活用しながら、サービス化等を通じて付加価値を生み出す経済活動であり、資源・製品の価値の最大化、資源消費の最小化、廃棄物の発生抑止等を目指すものです。/環境省 「令和3年版 環境・循環型社会・生物多様性白書」より抜粋

writter:小嶋


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