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ハマオリミコシ〈第3回〉

いちねんじゅう浜降祭のこと

鶴嶺八幡宮の能條宮司に教えていただきました!

浜降祭で神輿が浜に運んでいるもの、何ですか?

鶴嶺八幡宮 能條宮司

浜降祭の神輿について教えてください。

神輿には何か入っているのでしょうか。
神輿には神が宿っているものとして神社で最も尊ばれている「御神体」が入っています。浜降祭は浜で禊をする神事です。神社そのものが移動することは難しいので「御神体」が神輿に乗り浜に禊をしにいらっしゃるのです。

「御神体」はどんなものなのでしょうか

錦の覆(おお)いにくるまれていることが多く、中に神様にふさわしい尊いものが入っています。

「御神体」は神社からどのように神輿へ
移動されるのでしょうか。

本殿にいらっしゃる「御神体」を神輿に遷(うつ)す儀式を「神霊遷し(みたまうつし)」といいます。「神霊遷し」を行えるのは神職のみとされています。浜降祭では寒川神社の行う寒川地域のほか、茅ヶ崎では現在5名の神主が掛け持ちで行っています。とても神聖な儀式ですので参拝者には見えないように白い布などで隠されて行ったりもします。また浜降祭を終えた後は、神輿から神社に「神霊遷し」をします。

神主さんが神社を掛け持ちをするという話について
もう少し詳しく教えてください。

私の場合は浜降祭の前日に朝から1日かけてまわります。今年は8社9基の「神霊遷し」を行いました。そのうち2社は1週間前に行い、鶴嶺八幡宮のみ当日お発ちの直前に行います。

暑い時期、1日に8社もまわられるのは大変なことと想像します。
いろいろと教えていただきありがとうございます。


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