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チガサキゴトよ、チーガ

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きのうきょうあした

おおい

描きおろし&エッセイ

絵本作家 おおいじゅんこ

市民の森へ

 〜 歩いて歩いてようやく到着 〜

 「市民の森」が出来たのは昭和53年。その名の通り、茅ヶ崎市堤にある森が、公園になりました。

 当時小学生だった私は、その出来たばかりの「市民の森」へ「歩き遠足」に行くことになりました。私の学校は浜須賀小学校でしたので、歩くとなると茅ヶ崎の南から北まで大縦断です。片道5キロくらいはあるのでは? リュックサックにお弁当とお菓子と水筒を背負ってテクテクひたすら北上します。

 到着した「市民の森」には、木製のアスレチックがありました。(フィールドアスレチックというのもあの当時の流行りの物だったのかな?)   長い距離を歩いてきて、その上アスレチックで遊ぶ!      小学生というのはなんと元気なのでしょう。そしてそれを引率する先生もタフですね。ありがとうございます。

 お弁当やおやつを食べて、「おにごっこ」や遠足の定番ゲーム?「ハンカチ落とし」等をして遊んだのを覚えています。(ハンカチ落としって今の子ども達は知っているかな?) 

 遠足と言えば、決まった値段で(300円とか?   その程度だった気がします)友人とおやつを買うのも楽しみだったな。ポテコを指輪にしてみたり、チョコ菓子の小枝はあの頃引き出し型の小箱に入っていました。クイッククエンチというレモン味のガムも懐かしい。スポーツするならクイッククエンチ?  みたいな存在だったような記憶。そしてレジャーシートに座って、友人とお菓子交換するのも楽しかった。今にして思えばささやかな楽しさですが、子ども時代というのはそんな体験ひとつひとつが今でも思い出になっているから尊いですね。

 「市民の森」初代アスレチックは老朽化で平成13年に撤去され、

その後平成20年には新たに「ツリーハウス」やアスレチックが作られました。「ツリーハウス」は本物の木に作られていて、なかなかの高さです。ロマンのある施設です。

 「ツリーハウス」は老朽化でしばらく改修工事していましたがそろそろお披露目のはずです。


おおい

「たのしいおひなさま」

紙芝居 教育画劇
おおいじゅんこ 作絵
1,430円(税込)
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おおいじゅんこ

おおいじゅんこ/茅ヶ崎市生まれ/県立北陵高校東京藝術大学 大学院/ 1997 年「星の都絵本大賞」大賞絵本作家として活動をはじめる。作品多数

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