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Cheeega42号 是枝裕和監督と小さくなった茅ヶ崎館


42号のこと
茅ヶ崎館で是枝裕和監督を取材するのは、今回で2度目になります。3年前の取材のあと、茅ヶ崎館は工事に入りました。当時は知らされていませんでしたが後に、あの取材の時にはすでに減築が決まっていたことを知りました。
減築後の茅ヶ崎館は、入口の場所が変わりました。大広間から見えていた青い庭の景色が変わり、別珍のソファがあった待合室もなくなりました。是枝監督が気に入っていたお風呂も、跡形もありませんでした。
そこにあった大事なものが消えてしまって、「なくなってしまったものはしょうがない」とわかっていても、その変化は想像以上に寂しいものでした。
今年、茅ヶ崎館で合宿が行われると聞いたときは正直驚きました。分福はもう、来てくれないと思っていたからです。
今回の取材では、小さくなった今も、是枝監督が茅ヶ崎館に関わり続けてくださっていること、その背景にある思いを聞かせていただきました。
そして五代目です。なぜ、登録有形文化財である茅ヶ崎館を減築しなければならなかったのか。その理由を、五代目自身の言葉で聞かせてもらいました。生い立ちから深くこの場所に関わってきた五代目。その決断は、外からはうかがい知れない思いがあったと思います。
茅ヶ崎館をこれ以上切り刻むことなく、次の時代へつないでいけますように。
雨多き秋、身の引き締まる チーガ 小嶋あずさ
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