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農業者は常に悩んでいる 伊右衛門農園の悩耕な日々

vol.7 地域農業の振興×学校給食
社会を豊かにする方法を農の現場から考えてみた
これからの地域農業は、一定規模以上の生産能力を持つ中核的な生産者へ、農地が集約されていく時代に入っていくだろう。順当にさらなる規模拡大を進めることができれば、農業の経営効率は高まり、茅ヶ崎のように農地が点在する地域では、一定のロスを抱えながらも、これまで以上に多くの市民の食を支える存在になっていくはずだ。いや、一昔前より人口が増えた茅ヶ崎だからこそ、なおさら、そうなっていく必要がある。
さて今回は、そんな状況下での農業振興について考えてみたい。現在、政府が行っている農業支援のひとつに、肥料などの原料価格高騰への対策としての現金支援がある。これを別の形に転換し、たとえば学校給食の地物使用率を大幅に引き上げることで、生産者を日常的に買い支えるという方法はどうだろうか。
「学校給食の地産地消」という+αの意義を持たせ、同時に農業振興を図るという手法だ。学校給食は、学校がある限り継続して必要となる公共需要である。その需要を地域の生産者に向けることができれば、日頃から地域農業を支え、その経営基盤を安定させることにつながるのではないか。
「地産地消の推進」という言葉だけで終わらせず、実効性のある農業振興を行う。それは、農家が担っている「地域に役立つ機能※」への社会的投資にもなるはずだ。ここまで考えてこそ、社会に実りをもたらす農業振興なのではないかと思う。
※防災機能。緊急時における食料供給のほか、火災時の延焼を防ぐ緩衝空間、災害時には一時避難できる場所、井戸を持つ農家は生活用水を供給でき、発電機や農業機械は復旧活動にも活用できるなど農家に課せられた地域貢献。
もちろん、実現は簡単ではないだろう。行政、管理栄養士、調理現場、生産者、市場やJA、青果商組合など、関係する各所が一丸となり、それぞれの立場から知恵を出し合う必要がある。しかし、仕組みをつくることができれば、決してできないことでもないはずだ。
「難しい」「前例がない」「予算がない」。
大人らしい理由を並べれば、いくらでも見送ることはできるだろう。
地域の農業も、防災も、子どもたちの給食も。未来を決めるのは、今を生きる私たち大人の覚悟と行動ではないか。
旬の野菜マメ知識
伊右衛門農園の今旬は、サツマイモ!
サツマイモは「神野菜」

「紅あずま」、「金時系品種」はもはや過去のものか!? 「安納芋、「紅はるか」が登場し、消費が拡大し“ほっくり”から“しっとり”系品種に人気も大きく移行しました、ただ“甘すぎる““甘いけどベチャつく“などの反省から、バランスの良い「シルクスイート」やら、ホクホクへの回帰で「栗かぐや」「すずほっくり」などが開発され、今後がますます面白い「サツマイモ」事情であります。
「サツマイモ」は、ヒルガオ科のつる性植物。地中に伸びた根の一部が栄養を蓄えて太り、「いも」になる。暑さや乾燥に比較的強く、やせた土地でも育つ生命力の強さが特徴です。
地面を這うつるは、土に触れたところから根を出して広がり非常に繁殖力が強い。葉も食用になり、植物全体に無駄が少ない作物です。
光合成能力が非常に高く大気中の二酸化炭素を効率よく吸収することができ、さらには窒素まで取り込んで自分のものにしてしまう特性を持っております。
そして、みんな大好き!!もはや、「神野菜」といえるかも。。。
サツマイモ、すごっ!

今年は日照時間が 少なく他雨なので 小さめ傾向です
三橋清高 Kiyotaka Mitsuhashi
伊右衛門農園で働く野菜栽培中毒者兼園主(特技は観察)。茅ヶ崎海辺の朝市の主要創始メンバー。茅ヶ崎市農業推進委員。5児のシングルファザー。自称・新鮮地野菜カンタン調理自炊王。感覚的には、「野菜を作る」というより、『野菜と人の未来』を創りたい。
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INFORMATION
伊右衛門農園直売所 香川7-10-23
| 住所 | 香川7-10-23 |
|---|---|
| 営業時間 | 月〜金曜:9:30〜 なくなるまで。土曜は「海辺の朝市」にて8:00〜 販売 |
| 定休日 | 日曜休み |
| URL | 伊右衛門農園FB |




